検証すること

自治体の活動は、「やりました」で完結することが多い。

その効果は、何が変わったのかを「検証」するのが新聞記者の仕事

検証・まちなか

新しいプロジェクトを立ち上げる。

その名も「検証・まちなか」

尾鷲市に伝えたいこと

尾鷲市に来てから早くも1年10カ月以上が経った。
今年の8月で移動となれば、尾鷲市での仕事は残り2カ月を切ったことになる。

尾鷲市にいる間にこれだけは伝えたいことをまとめておく。

【検証・まちなか】
 尾鷲市は「まちなか」の商業スペースを充実させて、
 そこに観光客を呼び込む政策の方向性を打ち出している。
 その「魚のまち」のツールの一つとして「鯛カレー」を開発している。

 市の考える「まちなか」が駅前から伸びる商店街だとして、
 その場所に市の予算を投資すると言っている。
 その方向性が妥当なのかを検証する。

①予想では、「まちなか」の商店街を作っている経営者はかなりの高齢者ばかり。
 後継ぎを考えている店は少ないように思える。

 駅前発展会、駅前商店街、一番街商店街、栄町商店街、中井町商店街
 この5つの商店街の店にアンケートをとって検証したい。
 質問は、店の業種、年齢、後継ぎの予定(誰が)、月平均売り上げ

②観光客の移動手段は?
 考えられるのは、自家用車、大型観光バス、JRの3つだろう。
 どのくらいの割合なのか・・・。市は検証していない。

 ● 自家用車
  自家用車の100%は国道42号から入ってくる。
  呼び込む工夫はあるだろうか?
  まちなか付近に駐車場はあるだろうか?

 ● 大型観光バス
  大型観光バスの動向は、海山側から馬越峠を超えてくるだろう。
  バスはどこで観光客を拾うのだろうか?


【ITの充実が遅れている】