影響を受けた人物



奥田民生 ミュージシャン。




糸井重里 コピーライター、ほぼ日経営者。



村上春樹 小説家、米文学翻訳家。

死ぬまでに必ずやりたいこと


「死ぬまでに必ずやりたい」と思えるものが、頭をよぎった。

5月17日午後8時ごろ、市野イオンのスタバで。
急にあるイメージが浮かんできた。

尾鷲にいたころ、くろしお版のみんなで、
熊野の「とクスクス」にご飯を食べに行った。
そのとき、東北の取材でお世話になった石巻の瀬戸さんからの電話が鳴った。

「いつか震災孤児とボランティアをつなぐ施設を作りたい」

自分はその話を聞いて思った。
いつか、科学の面白さを伝えに行けたらいいな。
震災を体験した子どもたちと一緒に、
難しい顔をさせることなく、面白く伝えたい。
子どもたちの心を引きつけるには、どうしたらいいのか。

今の自分には、まだ無理だと思う。
これは今後の人生でのテーマになるかもしれない。
いつの日か、石巻の子どもたちと一緒に面白く科学を共有したい。


そんなことを想像していたら、涙があふれてきた。
たぶん、心の底からやりたいことなんだと。そう感じた。
死ぬまでに必ずやりたいことの、一つだ。

「子どもたちと一緒に、楽しく科学を共有する」
一生のテーマになるかもしれない。

こんな人間になりたい


 こんな人間になりたい!

【子どもたちに科学を面白く伝えるスペシャリスト】

(なぜ?)
  自分が科学を知りたいから。一緒に考えたいから。

(なぜ?)
  自分の身の回りのことを知りたい。
  知的好奇心。


人生の憧れの場面




「楽しませ、もてなし、同時に啓発し、
  なにより聴衆にひらめきと感動を与えることに徹する」

イギリスの物理学者マイケル・ファラデー(1791~1867)。
1826年にクリスマスに王立研究所で、子どもたちを集めて科学講座を始めた。
現在でも「ロウソクの科学」(Chemical History of a Candle)として、
多くの人に親しまれている。

集まった多くの子どもたちは、目を輝かせて舞台を見つめる。
実験をするファラデーの手を、どんな思いで見つめたのだろうか。

自分もいつかステージに立ち、大きなスクリーンの前に立ち、
スティーブ・ジョブズのように、華麗に、クールに、
難しく考えさせずに、科学の面白さを伝えたい。 子どもたちと一緒に、考えたい。