将来のビジョン

新年我究で考えた「将来のビジョン」(091231現在)

【27〜30】地に足を付けた修行期間
 知識のInput
 カフェの運営資金を貯める
 外部取材の開始
 人脈ネットワーク形成

【30】結婚・子育て

【30〜35】社内で飛躍
 東京新聞科学部で科学取材を経験
 外部へのOutput(本、映画を制作)
 人脈ネットワーク形成 知名度アップ

【35〜40】独立
 独立しフリー科学ジャーナリストとして活動開始
 カフェオープン

【40〜50】徹底的なOutput
 報道ステーション、NEWS23などでリポート
 ノンフィクション映画を制作

【50〜60】
 ニュースキャスター
 
 

今年を振り返る

元旦は1年の節目。
『今年を振り返る』を積み重ねて現状を把握し、
『将来のビジョン』を見定める良い機会。

【Project】1月7日までに「新年我究」を実行!


1「過去を振り返る」
お世話になった人
影響を受けた人(どんな影響を受けた)
人間関係ネットワーク
インスパイア体験
私の長所・短所
一生懸命だったこと
楽しかったこと
苦しかったこと
感動したこと
今年の10大ニュース
どんなニュースだったか
感じたこと

2「将来のビジョン」
今の夢一覧
最も大切なもの
願望と思考のセルフチェックシート
30歳の私、40歳の私
憧れのワーキングシーン
憧れの人物

3「自分の向上」
33カ条セルフチェックシート
私の足りないもの
現状突破のファーストステップ
現状突破のアクションプラン

「論」も愉し


「論」も愉し

近ごろ「論」が浅くなっていると思いませんか。
その良し悪し、是非、正しいか違っているかを問う前に。
そうやってひとつの「論」の専制が起きる時、
失なわれるのは自由の気風。
そうならないために、もっと「論」を愉しみませんか。

二〇〇八年夏 筑紫哲也

小水力発電


 絶え間なく流れる河川や農業用水を利用し、水車を使用して発電する、小さな規模の水力発電、いわゆる「小水力発電」。大規模なダムも必要なく、環境への負担は少なく済む。

【導入事例】
 山梨県都留市役所 市役所で使う15%の電力を小水力発電でまかなっている。
 京都府嵐山    桂川に設置した発電機で渡月橋に明かりを灯している。

 栃木県那須塩原市 那須野ヶ原土地改良区連合では、農業用水を利用した発電機をこれまでに7基建設。合計出力970kWは、約500戸の家庭が使う電力に相当する。これを売電することで、土地改良区の水門や事務所など、農業施設の電気代にあてている。これにより、地元農家の負担は、年間、合計で千数百万円軽減されるという。
地元農家の人は「(農家一戸あたり年間で)4万円ぐらい得しているのかな」と話す。那須野ヶ原土地改良区連合の星野恵美子事務局長は、「農家の方は高齢化がすすんでいたり、生産物の生産性が上がらなかったりして、結構厳しい。農家の負担軽減を図られるものは何かということで考えたのが農業用水路を使った小水力発電だ」と説明する。

 愛媛県旧別子山村(現・新居浜市) 戦後間もない頃から現在まで、自然に流れる水を利用し、村全体の電力をまかなってきた。河川の上流で採取した水を、パイプで落とし、その勢いで発電所の水車を回す。管理運営は、村から大手の会社に引き継がれたが、現在も約150世帯の電力を自然の水から生み出している。電気代も通常の4分の3程度。かつては、山間部を中心に小水力による電力の自給自足は決して珍しくなかった。しかし大手電力会社の送電網が整備されるに従って、次第に姿を消していった。

 富山県富山市の小さな集落の農家 今夏から、山の水を利用して家庭や農業で使う電気の自給自足をしようと、水車の建設が始まった。この実験は、独立行政法人「科学技術振興機構」の助成を受けて、富山国際大学(上坂博亨教授)が実施するものだ。水を高出力の小型水車と直径4mの「上掛け水車」という2つの水車へ送る。落差12mのエネルギーを利用して、2台の水車を回し、あわせて1.5kWの発電を目指すという実験。1.5kWは、ちょうど農家一軒をまかなえる程度の電力だ。実験に協力している農家、橋本さん夫妻は、この地で野菜作りや養鶏などを通じ、食糧の自給自足を行ってきた。今度は、水車の発電によって、家庭の照明など、生活に必要な電力をまかなうことを目指している。さらに、橋本さんは、卵などの配達に1日50キロ走るため、水車の発電で充電できる電気自動車を導入した。妻の順子さんは、「水が豊かなところだから、その水でエネルギーも自給できないかと。小水力発電というものに期待している」と話す。着工から半年経った12月、いよいよ水車が完成した。

【課題】
①手続きが複雑
 河川の管轄は、国土交通省、農業用水路は農林水産省で、発電は経済産業省で、電話帳ほどの申請書が必要。長野県大町市に住む川上博さんは、自宅前の農業用水路で発電を始め、家庭の電力の半分をまかなっているが、許可を得るのに申請してから1年1カ月かかったという。

②売電価格が安い
 太陽光発電の場合、48円/kWhで買い取られることになったが、小水力発電は10円/kWh程度だ。経済産業省では、小水力発電も含めた再生可能エネルギーの普及に向け、買取価格などの検討を進めている。全国小水力利用推進協議会の中島大事務局長は、小水力発電の普及には、「手続きが1カ所で済むようにするということが大きな鍵。また、買取価格は大体25円kWh。特に規模の小さいものなら30円kWhぐらいで買ってもらえれば、補助金がつかなくても、経済的に成り立つ発電所がつくれる」と話す。

【Person】
全国小水力利用推進協議会 中島大事務局長
那須野ヶ原土地改良区連合 星野恵美子事務局長
富山国際大学 上坂博亨教授

【Link】
 小水力発電ニュース
 ガイアの夜明け
 自然エネルギー技術開発会社「シーベルインターナショナル」
 農林水産省・小水力発電の導入に向けたトータル支援

iPhone 情報整理術



【GTD】
GTDの力は頭で記憶するのではなく、外部のシステムに預けることから生まれる。
iPhoneにすべての情報を投げ込み、頭を空の状態にしておくことで、作業に集中できる。

【Inbox Zero】
気になるメールを受信箱に残し「リマインダ」として利用するのをやめる。
受信箱に残すのは「予定」「タスク」を抜き出していない未処理のメールだけ。

1消す  関係がない、必要のないものはその場で消す
2実行  2〜3分で返事が書けるものはその場で返信する
3先送り 今、ここでできないタスクをToDoリストに抜き出しメールは受信箱から消す

【ユビキタス・キャプチャー】
ふと思いついたアイディアや忘れたくない記憶、日々の思いでなどの記憶の断片をすべて記録する。
・予定  → iCal
・タスク → Things
・興味  → EverNote
・写真  → カメラ

【カレンダー】
1自分が決めた予定
2周囲から求められた予定
3締め切り
4休み

【HipsterPDA】
紙のメモをデジタルと同期させるための中継ぎに使う。
情報に加えて、どのアプリに「同期」したいのかを書く。
同期が終了したら紙は捨てる。
デジタルとアナログの両方のツールで機能を補完し合うと力を発揮する

フランス・2010年から炭素税導入

 フランスでは2010年1月から温暖化対策の一環として軽油、石炭、ガソリン、ガスに炭素税が課せられる。導入される炭素税の税率はCO2排出量1トンあたり17ユーロ(約2200円)で、冬の暖房用エネルギーとして主に利用されているガスは1リットルあたり0.4ユーロセント(約0.5円)、軽油は1リットルあたり4.5ユーロセント(約6円)と少額ではあるが、暖房費の値上がりにつながるのは確かだ。
 一方で、エコ・エネルギー奨励のため、暖炉や薪ストーブ(熱効率の高いガラス戸付きのものに限定)の購入は、エコ減税の対象となり、購入費の40%が所得税から控除される。
 欧州では1990年のフィンランドを皮切りに、スウェーデン、デンマークが炭素税を導入している。

スマートグリッド



 スマートグリッドとは、IT技術を活用し、電力の流れを供給側・需要側から自動調節する次世代送電網。電力会社から家庭や企業に一方的に電力を送るだけの電力網から、家庭や企業と電力会社が双方向に電力を融通し合う電力網に発展させることを目指している。太陽光発電システムや燃料電池など環境に優しい発電設備の普及につながるとされており、オバマ米大統領は「グリーン・ニューディール」政策の一環としてスマートグリッドの構築に大規模な予算を投じる方針を表明した。

フェリー「ありあけ」横転事故のアウトプット

フェリー「ありあけ」横転事故の取材から1週間。
今回の事件で学んだことをアウトプットしておく。

● 記者会見が終わったらメモに起こす
 記者会見の内容は取材ノートにメモるだけでなく、
ICレコーダーにきちっと保存し、メモに起こすべきだ。
メモに起こせば詳細が見えてくる。

● 取材ノートには色を付けて3次元にすべき
 黒一色のノートではなく、重要・驚きなど気づきがあった場所には色を付けて、
重要さの度合いがわかるように色を付けて高低差をつけ3次元化すべきだ。
その驚きの箇所がリードになり得る。

仙人風呂



川のほとりに湧く日本最大級の露天風呂「仙人風呂」へ行ってきました。

川を掘ればたちどころにお湯が湧くという大塔川をせきとめた野趣あふれる露天風呂。
川底から湧いている73度の源泉に、大塔川の清流を引き入れて40度前後に調整します。
周囲はよしず張りの囲いだけ、青空・星空を見上げながら入る開放感が好評です。


夜の6時近くに到着。寒い・・・!

服を脱ぐと殺人的な寒さが襲ってきた!
脱衣所から風呂までの5㍍ほどの距離も耐えられないほどでした!

お湯の中に入ると最高!
夜空に瞬く満点の星空も併せて楽しめ、おまけに大きな満月も見えました。


11月1日、2日、3日と11月の土曜日・2月の土曜日には、午後8~10時に
温泉の周囲をライトアップする「湯けむり灯籠」も楽しめます!

田舎ごはんとカフェ・朴



 世界遺産・熊野古道がある中辺路町にある、築100年ほどの古民家を改装したカフェ。無添加、動物性食品は使わずに、野菜、玄米、海そう類を中心に使ったマクロビオティック料理が楽しめる。有機レーズンとヨーグルトの酵母を使った天然酵母パンもある。

和歌山県田辺市中辺路町近露
Open : 11:00~18:00 (定休日 : 水・木曜日)

紀伊半島旅行

「紀伊半島の秋を満喫する旅」に出かけました。

朝8時に出発

午前10時 熊野本宮大社に到着
  大斎原 → 世界遺産センター → 熊野本宮大社

昼12時 中辺路町に到着
  朴の待ち時間に散歩
  地元のお祭りに遭遇し秋を満喫
    (そばがき、原木しいたけの炭火焼き、きのこ汁)

午後1時 朴でランチ

午後3時 龍神温泉に到着
  下御殿の日帰り入浴

午後4時 柚シャーベットを食べる

午後5時半 川湯温泉「仙人風呂」に到着
  寒い!!

午後7時 新宮「ラターナ」で夕食

午後8時 カフェ「ブレス」

午後9時半 帰宅

森達也




森 達也(もり・たつや)
映画監督/ドキュメンタリー作家

1998年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画「A」を公開。
2001年、続編「A2」が、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。

何を伝えたいのか

【ジャーナリストとして何を社会に伝えたいのか】


● 科学
【エネルギー】
  ・「原発」は必要な技術。だからこそ実態を伝え監視する必要がある。
    (原発事故の歴史、原発ジプシーの実態、
                廃棄物処理の方向性、プルサーマルの是非)
  ・「新エネルギー」の利用は国策にも組み込まれたので伝える必要がある。
    (技術開発の状況、エネルギーコストの推移)

【医療】(高齢化社会で情報のニーズは高まっている)
  ・最新の医療技術(機械や手術方法を紹介)
  ・へき地医療の現状
  ・有名医師の人もの記事

【環境問題】
  ・「環境」問題の正しい知識を提供すべき


● 地方 (伝えることで地方を盛り上げたい)
 【1次産業】
  ・「農業」「漁業」「林業」の後継者不足の声
  ・良い取り組みの紹介(地産地消マーケット、6次産業化)

 【高齢化社会】 (地方の高齢化社会は将来の日本の縮図)
  ・「高齢化社会」の影響(1次産業の後継者不足、祭りの存続危機)
  ・過疎集落になるまでの過程を追う
  ・故郷に住み続ける理由とは

DNA鑑定

「間違ったでは済まないんです」 語気を強めた。
DNA不一致の知らせを受けて「よかったよかった」同房の人と握手した。


当時の裁判官は「DNA判定は間違いのないものだ」という過信があったと話している。


「今も昔もDNA判定だけで決めつけてはいけない」
という言葉に危険性を感じた。


当時の報道に必要だったのは、当時のDNA鑑定の精度について
「1/800の精度であり、鑑定結果が一致する日本人が(人口/800)人いる」
と客観的数値を伝えるべきだった。
さらに精度の数字が本当に有効なものなのかを検証すべきだった。

事件から17年経った今の精度は1/●兆。
●兆という数字が正しいのかを検証し、正しいのであれば
人口は60億人であり、限りなく人物を断定しても問題がないと思われる。

科学は便利な道具である。
有効性も科学的に検証すべきであって、
科学という便利な道具を鼻から否定するのは危険な流れに感じた。

科学報道の必要性を強く感じた。

小出 五郎


科学ジャーナリスト
日本科学技術ジャーナリスト会議会長

 科学技術は現在の社会のさまざまな分野と深く関わっています。過去を語るときにも、未来を語るときにも、科学技術は重要な要素になっています。科学技術は豊かさをもたらしてくれることに疑いはありませんが、同時にもし悪用誤用があれば、破壊的な結果をもたらす可能性があります。

 科学ジャーナリズムは、そうした時代にますます大きな役割を持つようになりました。何よりも論点を明らかにし、ふつうの人が未来を選択するに当たっての、知識と視点を提供してゆく必要があります。科学技術の推進に熱心なあまり未来社会に影を落とすであろう問題には、勇気を持って警鐘を鳴らすことも大切です。担い手は、ジャーナリストです。

集落支援員制度


 今年3月、国の過疎対策が大きく変わる。これまでの「モノによる支援」から「人による支援」に転換する。始まるのは「集落支援員制度」。過疎に悩む全国の集落に専門の相談員を置き、集落の課題や要望を聞き取る。そのうえで対策案を作り、市町村と連携して実現を図る。その人件費や活動費を国からの交付税でまかなう仕組みだ。

 背景には、昭和45年の過疎法制定以来、道路や施設建設などに合計75兆円の予算が注がれながら過疎化がストップしなかったことがある。この新制度には可能性と課題が混在する。モデルの一つとなった新潟県の限界集落には、活気が戻りつつある一方で、集落支援員の人選やバックアップ体制、活性化策の継続性など解決すべき課題も多い。

新潟県上越市中ノ俣集落
NPO法人かみえちご山里ファン倶楽部

定額給付金に橋下知事が独自プラン

 大阪府の橋下知事はきょう、迷走を重ねる定額給付金について、年収400万円という所得制限を設け、余った金を学校の耐震化工事などに充てるという独自のプランを発表した。さらに所得制限によって発生する膨大な事務作業に、3000〜4000人の失業者を雇うアイデアも披露。臨時雇用される失業者の給与は、大阪府などの職員とワークシェアリングすることで捻出するという。

 日本経団連の御手洗会長はきのう、今後の雇用対策として、各従業員の労働時間と給料を減らすことで解雇などを防ぎ、従業員の数を確保する「ワークシェアリング」も選択肢のひとつであると発言した。これに対し、電機メーカーのトップからも肯定的な意見があがった。富士通の野副州旦社長は「雇用を守る一つの方法論だと思う」と発言。シャープの町田勝彦会長も「ワークシェアリングの考え方は賛成だ。給料が下がったとしてもみんなで分かち合うべき」と語った。

cf) 大分県姫島村のワークシェアリング

読みたい本

カラマーゾフの兄弟
 (光文社古典新訳文庫)(ドストエフスキー著)

 父親フョードル・カラマーゾフは、圧倒的に粗野で精力的、好色きわまりない男だ。ミーチャ、イワン、アリョーシャの3人兄弟が家に戻り、その父親とともに妖艶な美人をめぐって繰り広げる葛藤。アリョーシャは、慈愛あふれるゾシマ長老に救いを求めるが…。

調べたいこと

調べたいことを列挙

■ 紀勢線開通50周年企画

■ 雇用 尾鷲を離れる若者の声 「年越派遣村」

■ 漁業 ▽採石業による海岸への土砂流出の実態▽韓国人海女の実態

■ 医療 たらい回し 小児科、産婦人科の勤務実態

■ エネルギー 原発事故の歴史スクラップ