フランスでは2010年1月から温暖化対策の一環として軽油、石炭、ガソリン、ガスに炭素税が課せられる。導入される炭素税の税率はCO2排出量1トンあたり17ユーロ(約2200円)で、冬の暖房用エネルギーとして主に利用されているガスは1リットルあたり0.4ユーロセント(約0.5円)、軽油は1リットルあたり4.5ユーロセント(約6円)と少額ではあるが、暖房費の値上がりにつながるのは確かだ。
一方で、エコ・エネルギー奨励のため、暖炉や薪ストーブ(熱効率の高いガラス戸付きのものに限定)の購入は、エコ減税の対象となり、購入費の40%が所得税から控除される。
欧州では1990年のフィンランドを皮切りに、スウェーデン、デンマークが炭素税を導入している。
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